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先日、北大のすぐ近くの居酒屋に旧友たちと行きました。

トイレに行ったところ、壁に”人生訓”が所狭しと掲げられてました。

 

その中に、ドキッとして、思わず納得したものがありました。

『子供のわがままに妥協してると、子供も親もけじめを失う』

 

 

思想家でもあり教育者でもあるルソーは、教育論『エミール』の中で

『子供を不幸にする一番確実な方法は、何か? それは、いつでもなんでも手に入れられ

ようにしてあげることだ』このようなニュアンスの事を言ってます。

 

飢えるときにこそ、食べ物のおいしさを、有難さを身をもって知ると思うんです。

このことが、本当の価値ではないでしょうか?

 

なんとも、悩ましい事でしたが、過去に

小さい頃から、いつでも、なんでも手に入れられるように育てられてきた生徒さんを

実際に担当させてもらったことがありました・・・・・

 

ルソーが言ってたことが紛れもない事実だと身をもって分かった次第です・・・・・

 

 

だからこそ、居酒屋のトイレに掲げられていた、この人生訓・・・・・

人一倍、ドキッとしました・・・・・・・・・・

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

2018
3/15

3/15 “ぞうきん”の心

ブログ

詩人の宮沢章二さん・・・・・・・

東日本大震災の直後から頻繁に放映されていた公共広告機構のCMで流れていた詩です。

ご存知の方も多いと思います。

 

さて・・・・・・・

『ぞうきん』・・・・・“相手”をきれいに清めるために“自分”は、汚れてぼろぼろに。

 

そんな、『ぞうきん』に対して、この宮沢章二さんが、あったかな心で詠んだ詩をみつ

けました。

 

なんか、心にグッとくるものを感じました・・・・・

 

 

ぼろぼろの姿で干されても

陽ざしにかわく『ぞうきん』の顔は、

なぜか満ち足りて

ほっかりして

小鳥のような体温が柔らかい。

 

 

なんか、この『ぞうきん』のような生き方ってとても素敵だと思いませんか?

 

この『ぞうきん』のように満ち足りて、ほっかりして、柔らかい顔をしたいものです。

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

新高1生は、今から、入学式までの3週間をどう過ごすか?

これが、極めて重要です。

 

高校に行けば、中学時代何ランクだったか?  入試は何点取ったか?

こういったものは、全く関係ありません。

4月の入学の時点で、みな横一線。

要は、『やるか』『やらないか』のみです。

 

それと・・・勘違いしないでください!!

例えば、中学時代、道コンで偏差値はコンスタントに65をとってました・・・・・

北大総合理系の偏差値は63。高校へ行っても中学校の時と同じように普通に頑張ってた

ら北大総合理系は十分に行けるはず・・・・って考えてませんか?

“行けるはず”・・・・思うのは良いことです。

しかし、現実を、客観的に見る・・・このような視点で考えたら・・・・・

 

 

 

大きな勘違いです!!

 

 

道コンのSSと北大のSS・・・・・母集団の規模、水準が全然異なりますからね!!

少し辛辣な言い方になりますが・・・・・

道コンのSSと北大のSSを同じ感覚で見ること自体ナンセンスですからね。

 

道コンSSは道内の高校受験生の平均点を基準にして算出したもの。

北大のSSは、大手予備校の全国模試の平均点を基準にして算出したもの。

 

具体的に説明させていただきます。

例えば、私立大の医学部・・・・・

最低でも、偏差値は65。

この65を達成するには、どれだけ頑張らなきゃならないのか?

とんでもなく、そして、目の前に大きく立ちはだかる『壁』。

それが偏差値65なんです・・・・・・

 

高校入試が全道大会なら、大学入試は全国大会。

 

悲しいかな、北海道の学力レベルは全国でも最下位グループ。

全道レベルと全国レベル、レベルの差は歴然。

 

全道レベルと全国レベル・・・・・

皆さんが思ってる以上に、ギャップが大きいんですよ!!

(実力養成会通信 第709号 『北大前期合格者の道内占有率』を改めて見て下さい)

 

 

このような、状況を踏まえ、実力養成会では、新高1生の指導を本格的にスタートさせてます・・・・・・

 

 

◆新高1(現中3)O君のノートです。普通に、青チャート数ⅠAをドンドン進めてます!!

入学式までには、第1章『数と式』、第2章『2次関数』までやりきります。

次週から、英単語の指示も入れていきます””

 

◆新高1のT君です。既に、高校で使う『ユメ単』の暗記に着手し、口頭チェックをやってます!!

◆因数分解の”重たいタイプ”もこのように指導してます!!

 

◆新高1のSさん・・・中高一貫校生です。学校では、既に数ⅠAはほぼ終了。

この日は、ユークリッドの互除法を指導しました。

ユークリッドの互除法のメカニズム(成り立ち)を説明し、1次不定方程式へとつなげてい

きました・・・・

生徒のノートです。この通り完璧ですね・・・・・

 

 

本日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

ちょうど江戸時代の真ん中あたりの頃です。

 

神社や仏閣に奉納する絵馬の中に数学の問題を書いたものが登場したんです。

これが『算額』って呼ばれるものです。

やがて、このような絵馬を奉納する風習が全国に広まったわけです。

 

神社と数学?・・・・・なんでやねん?・・・・・違和感満載・・・

 

これは、数学の問題を解けたことを神仏に感謝してさらに勉学に励むことを祈願して奉納

してたんです・・・・・・・素晴らしいと思いませんか?

 

“上の画像”のように、問題の多くは、図形(幾何)の問題ですが、

問題と解答の両方を書いたものから、中には難しい問題のみのものから、

また解答のみを別の算額に書いたものまで様々なバージョンがありました。

 

まあ、江戸時代の一般庶民の中には、数学を楽しむ風習があったんです!!

 

 

江戸時代より前の一般庶民の数学のレベルは二桁の掛け算が出来ない人がほとんど。

 

しかし江戸時代になってからは、そろばん塾などが急速に普及し始めました。

『読み』『書き』『そろばん』が江戸時代の人々の一般常識となり、実生活の中でも大切

なことになっていったんです!!

そんなこんなで、江戸時代末期には、寺子屋は全国で二万軒あったと言われてます。

一般庶民の算数のレベルは世界でもトップクラスだったらしいのです。

そうした人たちの中から、さらにレベルの高い数学を目指す人も数多く登場しました。

日本史をとってる人なら知ってると思います。教科書にも載ってますね。

『塵劫記』の『吉田光由』

『発微算法』の『関孝和』の彼らですね。

 

もし、当時、数学の世界にノーベル賞があったとすれば、

『関孝和』は、問答無用のノーベル賞!!

世界的に見ても、画期的な理論なんです。

当時の世界の最先端を行ってたんです!!

 

 

こういった人たちに触発され数学の書物も数多く出版されました。

どんな家でも、一家に一冊はそんな本があったんです・・・・驚きですね。

 

江戸時代の一般庶民の中に、数学を楽しむ風習があったなんて、嬉しいですね。

そして、何より

 

『粋』ですね~~~~!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

新年度会員、本科生(浪人生)の指導の画像です!!

3月中旬・・・実力養成会では、本科生の指導を本格的にスタートさせてます!!

それぞれ、目指してる大学、学部は異なります。

しかし、目標突破に向け『凡事徹底の毎日』、同じ釜の飯を喰う、戦友です。

 

現在、3名の本科生が、4月下旬に実施される『第一回全統マーク模試』に向けて、

“完全本気モード”で毎日頑張ってます!!

 

 

 

◆センター古文の指導です。・・・・・生徒は本科生T君、医学部志望です。

 

◆センター数学の指導です・・・・・生徒は本科生T君、医学部志望です。

 

◆本科生M君、獣医学部志望です・・・・・自習してます。

ターゲット1900、ドラゴンイングリッシュ、その他、具体的学習活動項目についての面談をしました。

 

◆本科生S君、経済学部志望です・・・・・・自習してます。

 

実力養成会の本科生たちは、このように、完全に、本格的にスタートしてます!!

 

ことわざに、『千里の道も一歩から』『努力に勝る天才はなし』というものがありま

す。いくら、自分の目標を達成するための素晴らしい『方法』や『手段』を知ってたと

しても、本当に大切なのは『続けるコト』、これに尽きます。

 

完全個別の1対1の指導だからこそ、それが出来るんです!!

 

 

今日も、最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。